リスケジュール

リスケジュール

リスケジュールとは、金融機関と交わした債務返済の条件を変更する方法で、一定期間を金利のみの返済にしてもらうことや、毎月の返済回数を増やして1回の返済額を少なくしてもらい、当面の資金繰りを楽にする方法があります。

経営難に陥っている多くの企業が、リスケジュールをしている間に事業を立て直して再生を目指すものですが、リスケジュールの期間は猶予を与えて貰っている機関にしか過ぎないので、一時的に返済が減額されることから債務が減ったような感覚になってしまうことや、問題が全て解決したかのように感じてしまう経営者も中にはいますが、リスケジュールの期間中に、これまでと同じ経営を続けていては問題が先送りされるだけで、解決されていることにはなりません。

リスケジュールは応急処置をするだけで、これとは別に根本的な治療が必要なことを認識し、根本的な治療が終了したら、今度はリハビリに入り、本格指導を目指します。

リスケジュールの度合い

資金繰りに苦しみながらも今まで返済を滞りなく続けてきた場合は、たいした問題もなく、この段階では期間限定で金利は支払うが元金返済を減らすという方向性で話を進めます。

金融機関としてはそれほど大きなリスクではないので、債務者が直接交渉しても了解してくれる場合が増えています。 既に返済が困難で、金利だけを支払っている人や、1ヶ月から2ヶ月延滞して契約が切れる寸前の人は、元金返済は可能な限り低額を要求し、ここからは金融機関の期末や4半期の締め日を利用するなど金融機関との交渉が難しくなるので、TAMなどのサポーターが必要になってくると思います。

金融機関への返済が数ヶ月間されていない人や、事業が破綻寸前の人は、大概契約が切れているので、このまま放置しておくと担保物件を競売に持ち込まれてしまう恐れがあり、元金はゼロで、金利も支払わないという方向で話を進めることになります。

簡単に金融機関は納得しませんし、承知もしてくれないかもしれませんが、払える範囲で返すという姿勢を見せて説得してみて下さい。

更にこの状況で必要とされるのは「誠意」、これだけです。

担保となっているものが差し押さえられる可能性が大きいので、専門家と相談して、担保を安全に保護することが必要です。